メスしかいない…

メスしかいない魚がいるのをご存知ですか? それは、誰もが知っている川魚…ギンブナです。 ギンブナは「雌性発生」によって子孫を残します。 卵は同じ川に棲むコイやナマズなどの精子でも受精しますが、 その精子は卵が発生を開始するスイッチにしかなりません。 つまり、オスの遺伝子情報は引き継がれないのです。 とは言いつつも、ギンブナが産卵するときに、 いつも都合よく他の魚の精子が流れている訳ではありません。 いくつか説はあるようですが、違う種類のキンブナなどと行動を共にして、 他の魚と同じように産卵・放精をしているようです。 しかし、他の魚の精子はただのスイッチ…。 生物は自分の遺伝子を残すことに一生懸命です。 メスをめぐって他のオスと激しい戦いを繰り広げたりする種類も多くいますね。 ギンブナとともに繁殖行動をするオスが、 自分の遺伝子は残らないって知ったらどう思うか…。 ちょっとかわいそうな気がしませんか?